ダイアナ・キングのファースト『タファー・ザン・ラブ』

Diana King『Tougher Than Love』。私のReggaeとR&Bの入門アルバム!

 

1995年4月27日発売。発売直後に買いました。中学1年の時。私が、ブラックミュージックにハマるきっかけになった、初めの1枚。のちに、ReggaeやR&Bばかり聴くことになります。

 

当時、SMAPが流行っていたので、SMAPのCDも持っていたりして好きで聞いていたんですが、ダイアナ・キングの圧倒的な歌唱力と曲のかっこよさはもう衝撃の体験でしたね。何回も何回も聴いていて、曲間の空白の時間には次の出だしが頭の中に流れていました。

 

ジャケットがかっこいい!

買った理由は、ジャケット。雑誌に載っていて、中学生ながらなんかいいなあと思っていたんです。

 

グリーンの強いセピア色。太いまゆに濃いまつげ。レッドのリップにコンデンサーマイクの輝き。ピアスと二粒の鼻ピアス。ストライプのスーツの中に白シャツ。その、ダイアナ・キングのアップが印象的なジャケットです。

 

冊子の裏もよくて、ダイアナが二人のスーツ姿の男性と踊っている8コマの写真。真ん中は、肘をついて頬に手を当てた虹色のダイアナ。これをずっと眺めていたものです。

 

「シャイ・ガイ」だけじゃない!

2曲目「Shy Guy」は、ウィル・スミスの初主演映画『バッド・ボーイズ』(『Bad Boys』(1995年))の主題歌としても大ヒット。私も繰り返して聴いていたんですが、このアルバムの魅力はこの曲だけじゃなくて、ほぼ全部の曲がいいこと。バリエーションが豊かなのです。それは、今聞いても有名曲「Shy Guy」がかすむほどです。

 

もう一つの魅力は、発売から25年経った今でも全く色褪せないこと。名盤です。

 

レゲエの右と左に揺れるリズムが気持ちいいですね。そして、DeeJay(ラップのようなの)もSinger(歌)も一人でこなすダイアナ・キング。心地いいトラックにキレのあるDJ、そしてものすごい歌唱力が魅力です。

 

当時、お昼の「笑っていいとも!」にダイアナがゲスト出演したのを、今でも覚えています。私はもうワクワクして見ていました。ヘッドマイクをつけたダイアナは、タモリさんに「何か歌ってみて」「マドンナは?」と言われて、「Like A Virgin」と囁くように歌ったのでした。

 

全曲一言レビュー

1「Love Me Thru The Night」ベース音がカッコよくて、このCDの幕明けにぴったりです。一気にダイアナ・キングの妖艶な世界に引き込まれます。

2「Shy Guy」代表曲!有名曲!やっぱりかっこいい!

3「Love Triangle」がなるような歌声が力強い。

4「Ain’t Nobody」力強い女性シンガーといえば…チャカ・カーンのカバー。

5「Tougher Than Love」タイトル曲。妖艶。ア〜ア、アが耳に残ります。

6「Can’t Do Without You」愛娘シャラマーを思って書いたとのこと。愛する人、に置き換えて聴けます。好き。

7「Slow Rush」中学生の時は対訳に「上 下 横」と書いてあっても全然意味がわかりませんでしたが。スロウ・ラッシュ。2004年に作った自分用のアルバム『Rock The Boat vol.1』19曲中の8曲目に入っています。

8「Treat Her Like A Lady」ダイアナが歌ってくれる、女性讃歌。

9「Black Roses」”黒い薔薇の花。あなたはいつも私の心を占めている。”

10「Tumble Down」当時はそんなに印象に残ってなかったけど、今聴くと大人っぽくてすごくいいなあと思います。しっとりと歌い上げます。

11「Hey Jude」ビートルズのカバーで日本盤ボーナストラックです。ものすごく明るいこの曲が大好きで、辞書で一語一語調べていました。

12「Lock Him Up」日本盤ボーナストラック。軽快な感じ。

 

実は、なくしたと思って買い足したので、2枚持っています。こういう2枚持ちのCDがいくつかあります。

 

最後のページにダイアナのサインがあります。「Nuff Love」ハートマーク「Diana」。ダイアナ・キングの愛がたくさん詰まったアルバムです。歌手になるために13歳で家出をしたという彼女の、力強い歌声が聴けますよ。それは、時を経ても色褪せない輝きを放っています。